2006.07.19 Wednesday

中毒の中和

彼女の役に立ちたかった。自分では彼女を満たせなかった。消え去ること。それが彼女のために自分ができること。だから、消え去る。それで自分は本望。…のわけないだろ!自分を必要としてくれる人がどこかにいる。それは分かる。でも彼女が欲しかったんだよ。その気持ちはどうすればいいんだ。あきらめる?あきらめる、か…。でも、恋する気持ちは一度走り出したら止まれない。恋愛ホルモンで脳が中毒すると、彼女なしではいらない。彼女のことを考え出すと止まらない。飽きて飽和して退屈するまでは。そして彼女を手に入れるまでは、飽きることもない。常に飢えた状態だ。禁断症状が出る。抑えるにはどうすればいいのか。彼女の欠点を思い出してみる。怒ると変な顔。猫背。バカ過ぎる。嘘つき。同じ間違いを何度も繰り返す。人の気持ちなんか分からない。バカにはバカにふさわしい相手。仕事が粗い。誰にも心を開けない。自分を守ることでいっぱいいっぱい。服装がだらしない。生活習慣が不規則。自分以外に大事なものがない。髪がボサボサ。運転が下手。超ネガティブ。腹が出てきた。人の話を聞かない。反省しない。腑抜け。空気が読めない・・・。ダメだ。そんな彼女が可愛く思える。病気だ。救いようがない。彼女のことを考えること自体がダメなんだろう。もう彼女を手に入れることはできない。だから中毒も治らない。だから苦しみからも抜けられない。だから、別の毒で中和しよう。だから、他の相手を探そう。彼女を忘れるくらい魅力的な誰かを。


人気blogランキングへ
1/1